ひたちなか・東海広域事務組合は、グリーンイノベーション基金事業「バイオものづくり技術によるCO2を原料とした高付加価値化学品の製品化」の実証先として、ひたちなか・東海クリーンセンターが選定されたことを受け、令和6年10月30日に積水化学工業株式会社、ひたちなか市、東海村と協定を締結しました。
協定内容
グリーンイノベーション基金事業「バイオものづくり技術によるCO2を原料とした高付加価値化学品の製品化」の技術開発事業への協力
実証内容
・最終排ガスからCO2(二酸化炭素)を濃縮し、ケミカルルーピング反応技術を活用してCO(一酸化炭素)を製造
・COから芳香族化合物を生産可能な微生物の開発、培養制御し(バイオ生産技術)、芳香族化合物を高効率に生産する技術(バイオプロセス開発)などと融合し、統合生産プロセスを確立
・スケールアップ検討を行い、廃棄物処理施設から排出される燃焼排ガスから高付加価値化学品の連続製造を可能とするプラントを建設し、実用化を目指す
プレスリリース
参考
グリーンイノベーション基金事業、「バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」に着手
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101619.html
NEDOグリーンイノベーション基金事業に採択「バイオものづくり技術によるCO2を原料とした高付加価値化学品の製品化」
https://www.sekisui.co.jp/news/2023/1386118_40075.html
実証内容に関する問い合わせ先
積水化学工業株式会社 R&Dセンター
先進技術研究所 次世代技術開発センター グリーンケミストリープロジェクト
先進技術研究所 バイオ特命プロジェクト
E-mail:gi_co2-bio_press@sekisui.com