予防業務優良事例消防庁長官表彰報告会について

 

 令和7年6月23日に市役所第3分庁舎防災会議室において,管理者,副管理者及び市村関係者出席のもと予防業務優良事例消防庁長官表彰報告会が行われました。

 髙木消防長から表彰に至った経緯の報告,予防課員による半導体工場に関する消防行政実務研究会について説明が実施されました。

 

 報告後の管理者及び副管理者からの講評

 

吉冨副管理者

 「火災を未然に防ぐために他都市との連携は重要であり,事業者同士の協力体制を含め円滑な指導につなげてほしい。」

 

山田副管理者

 「半導体事業は,技術革新は日々進むため法令や通達では判断できない場合があり,行政の目線と事業者の目線では違いがあるが,災害を防ぐための共通認識をもって日々精進していただきたい。」

 

大谷管理者

 「ひたちなか市にはすでに半導体工場があり,災害も発生しており,半導体供給に大きな影響を与えたことを体験している。裾の広い産業のため多くの企業が関わり,少しのズレが生じることからその埋め合わせをしつつ,長期的なビジョンを持ち行政と事業者がさらに発展することを確認しながら進んでほしい。また,新たな企業立地にも事業者をバックアップするため他都市と協力しながら予防行政を図っている消防の存在は,企業の誘致活動の一助になると感じている。」

 

 管理者及び副管理者から頂いた多くの言葉は,消防本部全ての職員に向けての言葉とも感じています。今後も,災害を防ぐために消防業務を研鑽してまいります。